Open vol.25 優勝者 sou7@CCS選手 デッキ解説&インタビュー
2016.11.0810月29日に開催された、JCG open vol.25。
本大会で見事勝利したのはsou7@CCS選手でした。おめでとうございます!
sou7@CCS選手が使用した2つのデッキは、「エイラビショップ」と「冥府エルフ」でした。
デッキ1 エイラビショップ
ダークネス・エボルヴの新カードである《エイラの祈祷》を軸にすることで、自身の体力または自身のリーダーの体力回復とフォロワーの攻撃力の増加を同時にすることを可能にした、今までにない新しいタイプのデッキです。回復手段が多数あるため攻撃的なアグロデッキに強く、相手に与えるダメージも充分に確保できるため、冥府エルフと同様に様々なデッキへの高い対応力を持っています。
デッキ2 冥府エルフ
ダークネス・エボルヴの新カードである《クリスタリアプリンセス・ティア》と《翅の輝き》を採用した冥府エルフです。《クリスタリアプリンセス・ティア》が入っていることにより疾走型のデッキやテンポ型のデッキなどに対して強くなり、《翅の輝き》があることで安定したドローができるようになりました。
そのため、ダークネス・エボルヴ発売前の冥府エルフと比べて安定性が向上しています。選択肢が多いため使用難易度はトップクラスですが、様々なデッキへの対応力を持つ優秀なデッキです。
sou7@CCS選手へのインタビュー
今大会で使用したデッキの選択理由を教えてください。
予選では疾走ビショップと冥府エルフ。決勝トーナメントではエイラビショップと冥府エルフを使用しました。
予選は普段から愛用していたので疾走ビショップを使用しましたが、決勝にあがった方のデッキでは、ヴァンパイアやロイヤルが多く見られました。そのため、エイラビショップに変更しました。エルフデッキも多かったのですが、苦手とする冥府エルフよりもテンポエルフのほうが多そうだと考えたのも理由の1つです。
エルフは、個人的に評価の高い冥府エルフを選びました。テンポエルフのほうが弱点が多いので、求めていた安定感に合うのは冥府エルフでした。
ビショップのデッキで工夫した点は何ですか?
エイラビショップに《オーディン》を採用しました。《オーディン》はまず、環境にビショップが多く、その中でも特にエイラ型と熾天使型が使われているだろうと考えました。そのため、あたれば《オーディン》を《エイラの祈祷》などに使って残りはこちらのデッキが回れば勝てるという計画でした。今回、実際はあたることはありませんでした。
自分のリーダーが回復するたび、自分のフォロワーすべてを+1/+1する
大会で印象に残った場面などはありますか?
最後の冥府での対ロイヤル戦です。自分の体力が残り5で墓場が20前半、相手が大量展開をしていたので《冥府への道》の発動条件が満たせないとこちらの負けになる場面でした。最後のターンのドローで《フェアリーウィスパラー》を引くことができ、無事《冥府への道》を発動して勝利することができました。とてもぎりぎりの試合だったので《フェアリーウィスパラー》を引くことができた瞬間は心のなかでガッツポーズをしていました。
ファンファーレ 《フェアリー》2枚を手札に加える
今回の大会で反省点はありますか?
冥府エルフは最近使い始めたので正直プレイミスが多かったと思います。ただ、もう1つのデッキをエイラビショップに変更したことが大成功となり、決勝リーグでも先に抜けることができたので余裕を持つことができました。プレイに関しては今後磨いていきたいと思います。
エイラビショップは、ミラーや冥府デッキへの対策カードとして《オーディン》を使う場面がなく、予想をはずしてしまったと思いました。
ファンファーレ 相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを消滅させる
今後の目標を教えてください。
今回はある意味作戦勝ちでした。次はしっかりとしたプレイングで、このような大会で優勝したいと思います。
最後に
予選と決勝でデッキタイプを見直し、見事作戦勝ちできたsou7@CCS選手。
大会ではランクマッチと違い、このような面でも勝負することができるのがとても面白いと思います。今まで予選と決勝でデッキを変えることができると知っていてもなかなか変える方はいませんでした。これから決勝トーナメントではデッキを変える方も増えるのではないでしょうか?これからの大会も楽しみです。
sou7@CCS選手、ありがとうございました!