Open Vol.20 優勝者 Naoxelover選手 デッキ解説&インタビュー

2016.10.19

新パック発売後、4回目の大会となった10月9日開催のJCG Open vol.20。本大会の優勝者は、Naoxelover選手でした!

Naoxelover選手が使ったデッキは、「ミッドレンジロイヤル」と「疾走ビショップ」でした。

 

デッキ1 ミッドレンジロイヤル

持ち前の展開力を活かし、序盤から中盤にかけて相手を圧倒するデッキ。ダークネス・エボルヴ実装前は大会使用率1位を誇り、初心者から上級者まで愛用される人気のデッキです。

多くのフォロワーを並べた後の《セージコマンダー》によるフォロワーの強化が強力です。新カードの《渾身の一振り》などの採用により中盤も相手の動きに楽に対処できるようになりました。

 

デッキ2 疾走ビショップ

ダークネス・エボルヴの新カード《詠唱:獣姫の呼び声》《天空の守護者・ガルラ》を採用した疾走デッキ。ダークネス・エボルヴ実装前よりも格段に勝利までの速度が上がっており、今では環境を代表するデッキの1つとなっています。

アミュレットのカウントダウンを軸に戦うデッキであり、《気高き教理》などのカウントを早めるカードと合わせることで一気に大量展開を狙うといったテクニカルな面も存在します。

 

Naoxelover選手へのインタビュー

今回使用したデッキとそのデッキを選択した理由を教えてください。

まず、ロイヤルは私が普段から使い慣れているデッキなので選びました。もう1つのデッキ選択では、現環境で優れていると思われるデッキは「ウィッチ」「ロイヤル」「ビショップ」だと考えています。ウィッチに対してはロイヤルで勝てるだろうということで選択肢から外しました。

また、ロイヤルは《エンジェルバレッジ》で対処されてしまうだろうと考えて、最後に残ったビショップを選択しました。

 

デッキ構成で工夫した点はありますか?

ロイヤルは、《アドバンスブレーダー》を3枚採用しました。

ファンファーレ 兵士・カードをランダムに2枚、自分のデッキから手札に加える

 

今までのロイヤルデッキは、ドロー効果を持ったカードが《メイドリーダー》のみがほとんどでした。試合後半にもなると、どうしても手札がなくなってしまう場面が多くなります。

しかし《アドバンスブレーダー》を採用することで、兵士・フォロワーを2枚もドローできるため、試合後半での手札切れを対策することができたるようになりました。そのため《アドバンスブレーダー》は3枚必須だと考えています。《メイドリーダー》とは違い、3/4というそのまま出しても活躍できるステータスを持っているので、ただ盤面に置くだけでも優秀です。

また、《アドバンスブレーダー》3枚だけでは5ターン目の動きが足りないと考えました。ロイヤルや、テンポエルフなどの場にフォロワーを多く展開してくるデッキへの対策として、《ロイヤルセイバー・オーレリア》を1枚採用しました。

 

ビショップは攻略サイトGameAIさんに掲載されていた、ぱんださんのデッキを基本としています。このデッキでは、ダークネス・エボルヴで新たに登場した《天空の守護者・ガルラ》を採用することにより、より速いターンで勝利できるようになりました。

 

ファンファーレで自分のアミュレット1つのカウントダウンを3つ進めつつ
相手のリーダーに3ダメージ与える

 

大会で印象に残った場面はありますか?

何戦目だったかは忘れてしまったのですが…決勝トーナメントの試合で、相手の手札が2枚でこちらのリーダーに直接ダメージが入るカードをプレイされたら負けという場面がありました。

相手がダメージを与えるカードを持っていないことをただただ祈っていたのですが、結果的にはなかったために勝利することができてとても印象に残っています。

 

今回、大会に参加した感想を教えてください。

試合が終わったあとにこういうプレイをしたほうがよかった。と思うことが多かったので、これからさらに練習を積み重ねて自身のレベルを高めていきたいですね。

 

今後の目標を教えてください。

まだランクがAA3なのでランク戦をたくさんこなしてマスターランクには上がりたいです!

 

 最後に

新カードによって大幅強化された疾走ビショップ、この勢いのままどこまで走り抜けるのでしょうか?!今後の活躍にも注目のデッキです。ダークネスエボルヴ発売から4回もの大会が終わりましたが、優勝者のデッキはバラバラです。いろんなリーダーに可能性のある環境ということでしょうか?

次の大会結果も楽しみです!

Naoxelover選手ありがとうございました!