Open 3rd Season vol.8 通常大会 優勝者 ヌウ/Axis選手 デッキ解説&インタビュー

2019.07.31

8月13日に行われたJCG Open 3rd Season vol.8 通常大会B。
本大会で見事勝利したのはヌウ/Axis選手でした。おめでとうございます!ヌウ/Axis選手が使用した2つのデッキは「リノエルフ」と「ミッドレンジネクロマンサー」でした。

デッキ1 リノエルフ

 

巨大化させた《リノセウス》を連打することで勝利を狙うデッキです。《ミニゴブリンメイジ》《歴戦の傭兵・フィーナ》《リノセウス》をかき集め、盤面にフォロワーが居ない状態からでも大ダメージを与えて勝利することができます。また、このデッキは《エルフの双撃》を採用しているため、ニュートラルのカードが多めに採用されています。《根源への回帰》《森の意志》《死の舞踏》などの除去カードも豊富で攻めるだけではなく守る点においても意識されている構築です。

 

デッキ2 ミッドレンジネクロマンサー

 

序盤は積極的にフォロワーでダメージを稼ぎ、中盤以降はスペルを駆使して相手にダメージを叩き込みます。特に《ケルベロス》《ファントムハウル》の組み合わせは、早ければ6ターン目に10点を超えるダメージを与えることができます。《不死の大王》でフォロワーを広げてからの《魔将軍・ヘクター》は非常に強力です。相手の展開に対応するために《ブラックスワン・オディール》が採用されています。

 

プロフィール

カードゲーム歴

 デュエルマスターズを3年間、遊戯王を3年間、Shadowverseを1年間プレイしています。

所属チームについて教えてください。

Axisというチームに所属しています。Axisはメンバー全員の仲が良く、とても居心地の良いチームです。

 

ヌウ/Axis選手へのインタビュー

今大会で使用したデッキの選択理由、キーカードなどを教えてください。

エルフは環境で1番多いネクロマンサーに対しての勝率が高かったので選択しました。エルフはリノエルフのデッキにどのようにして《エルフの双撃》を共存させるか考えてデッキを作りました。キーカードは《エルフの双撃》《根源への回帰》です。今の手札で最高何点ダメージが出るのかを考えながらプレイし7ターン目から9ターン目で勝負を決めるように意識してプレイしていました。ネクロマンサーは全てのデッキに高い勝率で勝つことができるので選択しました。ネクロマンサーはミラーに強くするにはどうすれば良いかを考えてデッキを作りました。キーカードは《不死の大王》《スワンオディール》です。《魔将軍・ヘクター》を除去カードとしてではなく攻めるカードとして使いたいので、7ターン目までに盤面をとることを意識してプレイしていました。

 

大会で印象に残った場面を教えてください。

手札からは進化権込みで19点のダメージしか見えておらず、途中で《リノセウス》の回収のために使用した《自然の導き》の効果によるドローで1コストのスペルカードを引き、その結果勝つことができたのでここの場面が1番印象に残っています。

 

大会での反省点を教えてください。

しっかりと調整して大会に臨んだので構築面での反省はありません。プレイ面は長考しすぎてしまい時間切れになってしまったことが1回ありました。悩ましい場面でも素早く自分の答えを出すことが大事だと思いました。

 

大会に向けてどのような調整をしましたか?また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?

突発大会に出たり、BO3の練習をしていました。夏休みということもあり、1日6時間ぐらいはプレイしていたと思います。

 

今後の目標を教えてください。

JCGでまた優勝できるよう頑張っていきたいと思います!

 

最後に

ヌウ/Axis選手のデッキは相手に展開されてもそれを覆すことのできるような工夫がされていて特徴的ですね。今後の活躍にも注目です!

 

ヌウ/Axis選手、ありがとうございました!

 ※大会開催当時のインタビューであり、現在はカード能力が変更されていることがあります。