Open 3rd Season vol.4 2Pick大会 優勝者　S.Yuji選手 インタビュー

8月6日に行われたJCG Open 3rd Season vol.4 2Pick大会。
本大会で見事勝利したのはS.Yuji選手でした。おめでとうございます！

決勝戦で使用したデッキ

2Pickにおいて重要な進化権を増やすことのできる《ルミナスメイジ》がなんと2枚もピックされています。また、除去カードとして《氷獄の呼び声》や《アックスデストロイヤー》も複数枚ピックされているので、相手の盤面を処理しながら攻めに行くことができます。

プロフィール

カードゲーム歴

中学生、高校生の間はブランクがありますが、小学生の時は、遊戯王やデュエルマスターズ、ポケモンなどをプレイしていました。大学生からまた復帰して、現在はデュエルマスターズをメインでプレイしています。
JCG Shadowverse Open 2nd Season Vol.65 2Pick大会優勝

S.Yuji選手へのインタビュー

2Pickの試合においてのクラスの選択基準を教えてください。

今回は選んだクラスは、ヴァンパイア5回、ロイヤル3回です。偏りがひどかったです。(笑)
ヴァンパイアを選んだ理由は、強いカードが集まりやすいと考えているからです。今回、ネクロマンサーがクラスの3つの選択肢に挙がる事が一切なかったため、ヴァンパイアが選択肢に挙がらなかった際に、仕方なくロイヤルを選択していました。

印象に残った場面を教えてください。

予選1回戦。《昏き底より出でる者》進化＋《癒しの奏者・アンリエット》の合計21点で一気に倒した場面です。相手が《鋭利な一裂き》などの直接打点を出せるカードを持っていなかったため、体力1残ったのが勝機でした。

この試合で、《昏き底より出でる者》は2Pickにおいて選択肢に出てはいけないカードだと確信しました。潜伏の効果が2Pickにおいて有利なのに加え、ピックの選択肢によく出てきやすい《癒しの奏者・アンリエット》との相性は危険です。利便性の高さで言うのであれば、《豪拳の用心棒》も同様に危険だと思います。ステータスが高く、しかもブロンズであるためよくピックの選択肢に出てくるのでヴァンパイアの自力を底上げしていると思います。3枚ピックできた試合もありました。《昏き底より出でる者》は安全に置けさえすれば11点も削ることができるので言うまでもないです。個人的な提案としては、この2枚はピックの選択肢から外した方がヴァンパイア一強にならずいいと思います。

反省点がありましたら教えてください。

今大会では、ヴァンパイアかロイヤルしか選ばず、自分の引き出しの少なさやプレイング技術の偏りを痛感しました。現状、ヴァンパイア、ネクロマンサー、ロイヤルの3クラスを優先的に選んでいますが、それら以外のクラスを練習することで、常に高い勝率を維持することが課題だと思っています。プレイング面では、一切ミスはしていないです。常に最適解でゲームを進められたと自負しています。豪語していますが、まだまだ未熟ですので、兄とルームマッチで苦手クラスを克服して今後の諸大会に臨みたいと思います。(笑)

大会に向けての調整は何をしていましたか？また1日のプレイ時間はどのくらいですか？

特に大会に向けての調整はなく、1日2時間ほどランクマッチをしている程度でした。

今後の目標と最後に一言お願いします。

こんなに短期間で運を使ってしまうと、もう1年くらいは入賞できないと思います。(笑)
一言…「今ある手札だけで決着まで先読みできるっていいよね！」

最後に

一切ミスがなかったと言えるくらいのプレイが大会でできるとベストですね！100％の力を出し切るのはとてもすごいことだと思います。今後の兄弟の活躍にも注目です！

S.Yuji選手、ありがとうございました！

※大会開催当時のインタビューであり、現在はカード能力が変更されていることがあります。