Open 2nd Season Final Day2 優勝者 かれんと選手 インタビュー

2019.04.15

7月30日に行われたJCG Open 2nd Season Final Day2。
本大会で見事勝利したのはかれんと選手でした。おめでとうございます!

決勝戦で使用したデッキ

 

低コスト帯のカードは序盤を安定してスタートできる程度にピックされています。《豪拳の用心棒》《緋色の剣士》のように相手のフォロワーを複数同時に処理することができるカードがあるため、一旦相手が有利になってしまっても逆転することが可能です。《邪悪なる妖精・カラボス》によって枯渇しがちな手札の補充もできる2Pickを戦う上では使いやすいデッキです。

 

プロフィール

カードゲーム歴

カードゲーム経験はShadowverseが初めてです。ダークネス・エボルヴが実装された辺り(2016年9月末)から始めました。

 

かれんと選手へのインタビュー

2Pickの試合においてのクラスの選択基準を教えてください。

優先して選択したクラスはロイヤル、ネクロマンサーです。ロイヤルは、《ルミナスメイジ》や突進を持つフォロワーが多いので、進化権を温存しやすいのが大きな理由です。進化権を温存することによって進化時効果が優秀なフォロワーに進化権を使うことができるので有利に試合を進めることができます。《銀嶺の秘剣士》《アックスデストロイヤー》《古の英雄》など、ワンダーランド・ドリームズで追加されたカードの多くが2Pickにおいて活躍しやすいカードのため、ロイヤルは前環境に比べて大幅に強化されたと思います。ネクロマンサーは、除去が強いのと思ったので優先して選択しました。《ネクロアサシン》《冥府の戦士・カムラ》などの処理能力に長けたフォロワーをピックできる点も評価しています。新環境になって、新規カードがピックの候補になり、前述のカードをピックできる確率が相対的に落ちたことで、ネクロマンサーは前環境よりも若干戦いづらくなってしまったようには思います。選ばなかったクラスは、ウィッチとエルフです。ウィッチは、土の印とスペルブーストの2つのコンセプトがあり、ピックによってそのバランスが偏ってしまい強さにムラが出やすいためあまり選びませんでした。エルフは、他のクラスに比べてピックできるカード1枚1枚のカードパワーに少し不安を感じることと、手札の枚数や1ターンでのカードのプレイ回数を参照する効果を持つカードがあり、2Pickでは使いづらい場面もあるためあまり選びませんでした。

 

印象に残った場面を教えてください。

準決勝の勝利する1ターン前、《氷獄の呼び声》の効果で手札に加えた《サタンズサーヴァント》が相手の手札にあることが分かっている状況で、《無謀なる戦》を置かれてしまいました。


結果的には勝利しましたが、自分が観戦している側であれば、進化して15/15のが《サタンズサーヴァント》が疾走するところを見てみたかったです。
決勝戦の勝利する1ターン前、《豪拳の用心棒》2体でこちらのフォロワーを残り2体になるまで処理されてしまった場面です。

前のターンに手札のほとんどを使って盤面にフォロワーを展開したために、残りの手札が《変装の牙》1枚だけになってしまい、正直負けを覚悟しました。次のドローで引いた《ビーストドミネーター》が本当に輝いて見えました。

 

反省点がありましたら教えてください。

今大会に限ったことではないのですが、《卵の大爆発》にいつも試合をひっくり返されていて、今大会でも何度か《卵の大爆発》を使われて危ない場面があったので、もっとケアしたプレイングを身に着ける必要があると感じました。

 

大会に向けての調整は何をしていましたか?また1日のプレイ時間はどのくらいですか?

大会に向けてひたすらとまでは言えませんがとにかく2Pickの試合数をこなしました。しかし、今月GrandMasterが実装されたので7月の初めはずっとランクマッチをしていましたので、2Pickはここ2週間くらいでやり込んでいた感じです。平日は大体アリーナを2~3回で約2時間程度、休みの日はできる限りプレイしていました。

 

今後の目標を教えてください。

今後の目標は、3rd Seasonの優勝称号を手に入れることです。最後に一言、《豪拳の用心棒》のナーフはよ!

 

最後に

《豪拳の用心棒》の能力調整は入ったのであとは3rd Season優勝するのみ!…でしたが3rd Seasonは終わってしまったので目標も新たに…。今後の活躍に期待ですね!

 

かれんと選手、ありがとうございました!

※大会開催当時のインタビューであり、現在はカード能力が変更されていることがあります。