Open 2nd Season vol.59 2Pick大会 優勝者 Amespi選手 インタビュー
2019.04.157月15日に行われたJCG Open 2nd Season vol.59 2Pick大会。
本大会で見事勝利したのはAmespi選手でした。おめでとうございます!
プロフィール
カードゲーム歴
ずいぶん昔にMAGIC The Gatheringを1年ほどプレイしていましたが、友人と遊ぶ程度で大会などの経験はありません。他にも、アルテイルというオンラインのカードゲームをしばらくプレイしていました。
Amespi選手へのインタビュー
2Pickの試合においてのクラスの選択基準を教えてください。
優先したのはヴァンパイアとビショップです。ヴァンパイアは《豪拳の用心棒》や《緋色の剣士》といった2対1で交換のできるカードが魅力的です。
必殺 ファンファーレ 相手のフォロワー1体に2ダメージ。自分のリーダーを2回復。
ビショップは《詠唱:獣姫の呼び声》や《三月ウサギのお茶会》などのアミュレットと、《天空の守護者・ガルラ》や《黄金郷の獅子》のコンボが強力であり、除去カードが多いので普段から好んで使っています。選ばなかったクラスはネクロマンサーとドラゴンです。ドラゴンは《ウロボロス》や《竜の咆哮》などの置けば勝利が一気に近くなるカードがいくつかあるものの、場にフォロワーを展開をしたり相手の盤面を制圧する力は弱いと感じていて、勝負を決めることのできるカードを出す場面に至る前に負けることが多い印象があります。
相手のフォロワー1体に「自分のフォロワーの最大攻撃力の値」と同じダメージ。
ネクロマンサーは除去カードと低コストフォロワーのバランスは良いと思うのですが、新環境に入ってからは今強いヴァンパイアに対して強い盤面を作り切れない時があるので避けました。それでも前環境と比べると今の環境の方がクラスによる差は少なくなった印象です。
ピックで気を付けたことを教えてください。
今の環境はヴァンパイアが強いと思ったのでピックする際には相手がヴァンパイアを選んでいた場合にも対応できるカードかどうかを注意して選ぶようにしていました。また、2ターン目、3ターン目で相手が《トーヴ》を出してきたときに対応できるようなカードや《暗き底より出でる者》を置かれる前に勝負をつけに行くことのできるカードを優先的に選んでいました。
印象に残った場面を教えてください。
相手の体力が11点、こちらの盤面に7/4のフォロワーが居る状態です。
《ファントムキャット》をプレイして《死の舞踏》と《ジュエルデビル・モリアナ》を引いて、効果ダメージと、進化権を回復して7/4を9/6に進化させることで勝利できました。普段の2Pickでも自分が残り4点の状態でファントムキャットをプレイされて4点ダメージを受けて負けることがよくあったので辛抱強く耐えて最後の運にかけてよかったです。今環境は、このように最後の運にかけることが多いのかなという印象を受けました。
反省点がありましたら教えてください。
予選でこちらがヴァンパイア、相手がビショップの対戦の際に《ホワイトタイガー》が能力で選択できないのに、《豪拳の用心棒》で除去しようとしてしまいました。かなり恥ずかしかったです。《アルティメットキャロット》を手札に持っていたので、その後凌くことができましたが、プレイする前にしっかり一手一手確認していくようにもっと気を付けないといけないと思いました。ピックに関しては今大会ではかなり満足いく選択ができたと思っています。自分の選んできたカードに適したピックを考えることが普段よりもうまくできた気がします。
大会に向けての調整は何をしていましたか?また1日のプレイ時間はどのくらいですか?
普段から2Pickを中心にプレイしているので特に調整はしていません。1日のプレイ時間は3時間程度です。
今後の目標を教えてください。
JCGの2Pick大会で優勝することが1つの目標だったので優勝できてとても嬉しいです。これからも2Pickの大会で好成績を収められるように頑張りたいと思います。
最後に
2Pickの試合では普段あまり見かけないような場面になることもあるので、最後まで何が起きるのかあきらめないことが特に重要ですね。
今後のAmespi選手の活躍にも期待です!
Amespi選手、ありがとうございました!
※大会開催当時のインタビューであり、現在はカード能力が変更されていることがあります。