Open 2nd Season vol.54 2Pick大会 優勝者　-fiana.-選手 インタビュー

7月07日に行われたJCG Open 2nd Season vol.54 2Pick大会。
本大会で見事勝利したのは-fiana.-選手でした。おめでとうございます！

決勝戦で使用したデッキ

回復持ちのフォロワーや除去効果のあるカードが複数ピックされているため盤面でも有利はとりやすく長期戦にも対応することのできるポテンシャルがあります。盤面への展開力には少し欠けますが、他の部分で十分に補うことができそうです。レジェンドやゴールドのカードとして《イスラーフィール》や《激震のオーガ》がピックされており、これらのカードによって勝負を決めに行くことができます。

プロフィール

カードゲーム歴

小学生からデュエルマスターズをプレイしていました。所属チームはPRO（professional）です。

所属チームPROについて

各々が独自の考え方を持ち構築を練るので新しく参加させてもらった身としてはすごく刺激になっています！

-fiana.-選手へのインタビュー

2Pickの試合においてのクラスの選択基準を教えてください。

優先したクラスはヴァンパイアとロイヤルです。ヴァンパイアは《昏き底より出でる者》が引くことができれば勝負を決めに行くこともできます。また、新パックリリースによって進化権を用いずとも相手のフォロワーの除去ができるカードが増えたのも理由の1つです。ロイヤルに関してはフォロワーを横に展開しやすいことと潜伏持ちのフォロワーによって1ターンに多くの打点を出すことができると考えたからです。また、1番使いこなれたクラスだというのもあります。

潜伏 このフォロワーが潜伏 状態で攻撃したなら、相手のリーダーに5ダメージ。
ラストワード このフォロワーが潜伏 状態で破壊されたなら、相手のリーダーに5ダメージ。

避けていたクラスはウィッチ、エルフ、ネクロマンサーです。この3クラスに関しては新しく追加されたレジェンドのカードがあまり2Pickで活躍しないだろうと判断したためです。ヴァンパイアの体力を削りながら盤面をとってくる動きにどう対処していくのかという問題が出てきたのが前環境との差だと思います。他は前環境と同じで、ステータスの大きなフォロワーへの対処、進化権の使用タイミング、確定除去カードや全体除去カードの枚数が勝利への鍵になっていると思いました。

ピックで気を付けたことを教えてください。

ピックで気を付けていたことは勝負を決めに行くことのできるカードを何枚ピックできるかです。試合中は、ピックしたカードの組み合わせをできるだけ多く考え、ゲームメイキングをしていました。そのためにピックの時点では時間をあまりかけずにピックしてデッキ一覧を見る時間を多く取るようにしています。決勝ではロイヤルもヴァンパイアも選択肢になく、泣く泣くビショップを選択したので、なるべく盤面をとれるカードと確定除去ができるカードを選び大きなフォロワーを置かせない！というイメージでピックや試合の進行を行っていました。

印象に残った場面を教えてください。

最後重要なところで《昏き底より出でる者》が引けた場面と

《ニンジャマスター》と《癒しの奏者・アンリエット》で12点を与えて勝利した場面が印象に残っています。

反省点がありましたら教えてください。

2コストのピックが少なく2ターン目動けない状況が起こりやすい状態を作り出してしまったことがあったのが反省点です。プレイ面では裏目が多い強気なプレイが多かったため運要素を増やしてしまった点です。

大会に向けての調整は何をしていましたか？また1日のプレイ時間はどのくらいですか？

特に調整はしていませんでした。なんとなく出たら決勝トーナメントに行けたのでそこからは普段通りプレイしていました。1日のプレイ時間はGrandMaster目指していた時は3時間程度、GrandMaster取り終えたあとは1時間程度で、BO3用のデッキの調整をしていました。

今後の目標を教えてください。

通常大会での優勝です。でも、1次抽選でかなり落ちてしまうので神社に行ってきます！

最後に

普段から意識してプレイしていると本番でも同じことを意識するようにできるので日々の練習が大切ですね！今後の活躍にも期待です。

-fiana.-選手、ありがとうございました！

※大会開催当時のインタビューであり、現在はカード能力が変更されていることがあります。