Open 2nd Season vol.51 通常大会 優勝者 あちゅ@EU選手 デッキ解説&インタビュー
2019.04.157月01日に行われたJCG Open 2nd Season vol.51 通常大会A。
本大会で見事勝利したのはあちゅ@EU選手でした。おめでとうございます!あちゅ@EU選手が使用した2つのデッキは「イージスビショップ」と「ランプドラゴン」でした。
デッキ1 イージスビショップ
《ヘヴンリーイージス》で勝利することをコンセプトに構築されたデッキです。デッキには大量の妨害手段が投入されています。それらによって少しずつ有利に立っていくことで相手を息切れ状態にし、《ヘヴンリーイージス》を展開する時間を作っていきます。また、このデッキには、《ヘヴンリーイージス》による勝利手段だけではなく、盤面を制圧して勝利する道筋を用意するために、《詠唱:獣姫の呼び声》や新しく登場した《三月ウサギのお茶会》なども採用されています。アミュレットが増えたことにより《天空の守護者・ガルラ》の採用も見直されました。
デッキ2 ランプドラゴン
相手よりも早く高コストのフォロワーを出して勝利を狙っていくデッキです。PPを加速させながら相手よりも優位な状態で戦うことができるのが特徴で、全体除去カードを多く採用することで不利な盤面をリセットし続けることができます。《イスラーフィール》や《バハムート》によって相手に盤面を取られても返すことができます。また、長期戦の際も長引くことを見据えて《サタン》が採用されているため、勝ちに行くことができます。新しく登場した《ドラゴサモナー》を採用することにより目当てのドラゴンフォロワーを手元に持ってくることが容易になりました。
プロフィール
カードゲーム歴
カードゲームはShadowverseが初めてです。リリースしてからすぐに始めました。
所属のEUについて教えてください。
強い方がたくさん所属しており、毎日楽しく構築を練ったり通話したりしています。
あちゅ@EU選手へのインタビュー
今大会で使用したデッキの選択理由、キーカードなどを教えてください。
新環境になって、ニュートラル軸の早い段階で盤面を作ってくるデッキが多いと感じました。これらのデッキが序盤はかなり強いですが息切れが激しく、先攻で返せない動きをされない限りは他のデッキにもチャンスがあると思い、今回はビショップとドラゴンを選択しました。ビショップは《ヘヴンリーイージス》を軸にしたデッキを選択しました。《三月ウサギのお茶会》から《天空の守護者・ガルラ》へと繋げる動きがとても強いので《ヘヴンリーイージス》だけが勝ち筋ではないようになっています。
カウントダウン 4ファンファーレ ラストワード 《ブリキの兵隊》1体を出す。
ドラゴンは《灼熱の嵐》を採用し、展開された盤面を返せるようにしました。《サタン》を採用した理由は、自分と同じくイージスビショップを使ってくる方がいると思い少しでも有利を取れるように採用しました。JCGの特徴である相手のデッキがわかるというメリットを活かし、早く決着をつけるか終盤まで耐えて勝つかの判断に気をつけて試合をしていました。
お互いのフォロワーすべてに4ダメージ。
大会で印象に残った場面を教えてください。
構築のときに想定していたプランが成功した2試合が印象に残っています。
1つ目、絶対多いと思った《昏き底より出でる者》を軸としたヴァンパイアには決めていた通り、かなり前よりに攻めていき勝つプランを取りました。
2つ目、上位になればなるほどイージスビショップと対戦することになるだろうと思って挑んだ結果、決勝戦でイージスビショップと当たり、《サタン》をだして勝つことができました。
大会での反省点を教えてください。
反省点は両方のデッキともに疾走持ちのフォロワーに対応してないところです。ビショップの疾走持ちフォロワーであれば打点はそこまで高くないのですが、ドラゴンの疾走持ちフォロワーとなると体力を一気に削られてしまうのが難点です。ヴァンパイアやビショップの全体除去カードを警戒しすぎたことも今回の試合での反省点です。
大会に向けてどのような調整をしましたか?また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?
新弾が出たばかりで環境も整ってない状態だったため、調整はあまりできていません。友達に仮想敵をしてもらい枚数調整などは行いました。選択した両デッキとも前の環境でかなり使い込んでいたため使い慣れていました。プレイ時間は、大学までの登下校と寝る前にプレイしていたので1日あたり3時間程度です。
今後の目標を教えてください。
まずは新しく追加されたGrandMasterを取り、夏のRAGEに向けて頑張りたいと思います!
最後に
新弾直後は、前環境のデッキを元にしたデッキが多いですね。ここからどんどん新たなデッキが使われていくので環境の変化はとても面白いと思います。最新の結果にも注目です。
あちゅ@EU選手、ありがとうございました!
※大会開催当時のインタビューであり、現在はカード能力が変更されていることがあります。