Open 2nd Season vol.42 2Pick大会 優勝者 Esuna選手 インタビュー

2017.08.24

6月11日に行われたJCG Open 2nd Season vol.42 2Pick大会。
本大会で見事勝利したのはEsuna選手でした。おめでとうございます!

決勝戦で使用したデッキ

パッと見た際にまず目を惹くのは《詠唱:獣姫の呼び声》です。3枚もピックされていて、これはしっかりと手札に引き込むことができそうですね。ビショップの特徴でもある除去効果を持つカードも多数ピックされています。また、《ゴブリンプリンセス》《詠唱:獣姫の呼び声》によって本来あまり得意ではない盤面作りも可能になっています。アミュレットが少ないわりに《気高き教理》《祈りの燭台》などのカウントを進めるカードが複数枚ピックされてしまっているのが少し気になりますが、コストカーブ的にバランスは悪くないでしょう。

 

プロフィール

カードゲーム歴

カードゲームはShadowverseが初めてです。JCG Open Season1 vol.36 B通常大会優勝。

 

所属チームBFFについて

Battle For Freedomの略称です、正直言ってしまうと深い意味はないです。(笑)

 

Esuna選手へのインタビュー

2Pickの試合においてのクラスの選択基準を教えてください。

優先度はネクロマンサー>ドラゴン>ロイヤル>ビショップ>ヴァンパイアの順で選択しています。過去の2Pick大会優勝者がこの順で選ぶとツイートしていたので、参考にしました。エルフ、ウィッチは構築でカード間の組み合わせによってこそ強くなるクラスであり、カード単体は、そこまで強くないと考えているためあまり選択していません。

 

ピックで気を付けたことを教えてください。

ピックのときにはコストカーブに注意しています。高コストカードが多すぎると動けないことがあり、低コストカードが多すぎると試合の後半で息切れしてしまいます。優秀なエンハンス効果を持ったカードをピックすることができればその限りではないですが、単体で強いカードを優先することよりもコストカーブを整えることの方が重要であると考えています。具体的には2コストのカードを7~9枚ピックし、そこから山なりの形になるように組むことが良いと考えています。ただしビショップに関しては例外で、《詠唱:獣姫の呼び声》が圧倒的に強いカードなので、多少コストカーブを崩してでも《詠唱:獣姫の呼び声》はピックすべきカードだと考えています。決勝戦もエルフ、ヴァンパイア、ビショップの3クラスからビショップを選択し、《詠唱:獣姫の呼び声》を3枚選択して勝つことができました。

カウントダウン 3
ラストワード
《ホーリーファルコン》1体と《ホーリーフレイムタイガー》1体を出す。

 

印象に残った場面を教えてください。

決勝戦の場面です。

2ターン目《詠唱:獣姫の呼び声》、3ターン目《詠唱:獣姫の呼び声》を置き5ターン目に《翼の王子》を使用し同時展開しました。勝ちを確信して画面の前でガッツポーズしていました。(笑)

ファンファーレ 自分のアミュレット1つのカウントダウンを1進める。

 

反省点がありましたら教えてください。

特にありません。今日はピック、プレイ共に完璧でした!

 

大会に向けての調整は何をしていましたか?また1日のプレイ時間はどのくらいですか?

事前の調整は特にしていません。その場でいいピック、いいプレイができるよう心がけているだけです。ランクマッチは1日2時間程度プレイしていますが、2Pickは気が向いたときにプレイする程度です。

 

今後の目標を教えてください。

今後もJCG大会、そしてRAGEで結果を残すことが目標です!

「獣姫最強!!」

 

最後に

最後にも一言いただいているように《詠唱:獣姫の呼び声》が非常に活躍した試合だったようです。単体で強いカードを少し無理してでも取れるように、ピックの序盤からコストカーブを意識して選択していくことが大事ですね。
JCGで通常大会も2Pick大会も優勝。という実績ができたEsuna選手、今後の活躍にも期待です!

 

Esuna選手、ありがとうございました!