Open 2nd Season vol.38 通常大会 優勝者 mini選手 デッキ解説&インタビュー

2017.08.24

5月28日に行われたJCG Open 2nd Season vol.38 通常大会B。
本大会で見事勝利したのはmini選手でした。おめでとうございます!mini選手が使用した2つのデッキは「ミッドレンジネクロ」と「ランプドラゴン」でした。

デッキ1 ミッドレンジネクロ

 

序盤は積極的にフォロワーでダメージを稼ぎ、中盤以降はスペルを駆使して相手にダメージを叩き込みます。特に《ケルベロス》《ファントムハウル》の組み合わせは、早ければ6ターン目に10点を超えるダメージを与えることができ、このデッキの代表的な勝ち手段となっています。相手がこちらのフォロワーを倒さなければいけないという状況を逆手に取る《シャドウリーパー》の採用がよく見られます。バランス調整により《骨の貴公子》のコストが上がったため、以前の3枚採用から枚数を減らす姿も見られます。また神々の騒嵐で登場したネクロマンサーの《魔将軍・ヘクター》は出すことで勝負を決める程の力があるカードでほとんどのデッキに採用されています

 

デッキ2 ランプドラゴン

相手よりも早く高コストのフォロワーを出して勝利を狙っていくデッキです。PPを加速させながら相手よりも優位な状態で戦うことができるのが特徴で、全体除去カードを多く採用することで不利な盤面をリセットし続けることができます。《イスラーフィール》の登場により現環境に多い、横にフォロワーを並べるデッキに対しても対処しやすくなりました。《ライトニングブラスト》はバランス調整後採用されにくくなりましたが、代わりに《ラースドレイク》の採用が増えてきています。《水竜神の巫女》など、神々の騒嵐で登場したカードには回復効果を持つものも多く存在し、以前のランプドラゴンよりも自身の体力を高い状態に維持しやすくなりました。

 

プロフィール

カードゲーム歴

デュエルマスターズを主に10年程度プレイしていました。

 

mini選手へのインタビュー

今大会で使用したデッキの選択理由、キーカードなどを教えてください。

ランクマッチや大会の結果から《骨の貴公子》《風読みの少年・ゼル》《ライトニングブラスト》のバランス調整後でも、ネクロマンサーとドラゴンは強いと感じていたため選択しました。ネクロマンサーはあぐのむさん、ドラゴンはGawainさんのデッキを使わせていただきました。ネクロマンサーは3コストのときの《風の軍神・グリームニル》《ボーンキマイラ》が重要です。

ラストワード 《スケルトン》2体を出す。

2コストの動きも大切ですが3ターン目にこれらのカードが出せるかどうかが大きく勝敗をわけるポイントだと思っています。
また、ドラゴンのキーカードは《水竜神の巫女》です。

ファンファーレ このターンが自分の5ターン目以降(5ターン目を含む)なら、自分のPP最大値を+1する。
覚醒 状態なら、自分のターン終了時、自分のリーダーを3回復。

ステータス、効果、どれをとっても優秀で5ターン目先攻、後攻問わず強く使うことができます。ネクロマンサーは相手の手札や盤面を減らしていくこと、《死の祝福》の打つタイミングを考えてうまく《魔将軍・ヘクター》へと繋げることを意識してプレイしていました。ドラゴンは相手に処理されにくい盤面を作ることに集中していました。

 

大会で印象に残った場面を教えてください。

準決勝、ネクロマンサーミラーです。

絶望的な状況から《ソウルコンバージョン》を引き、その後《魔将軍・ヘクター》で逆転したことが印象に残っています。

 

大会での反省点を教えてください。

常にプレイミスをしないよう心がけてプレイしていたのですが決勝戦の終盤で《オルトロス》《ケルベロス》の出す順番を間違えてしまったのでそこが反省点です。

 

大会に向けてどのような調整をしましたか?また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?

基本ランクマッチをプレイしています。デッキを使い、慣れるようにしました。1日のプレイ時間ですが、今月はランキング報酬があったため4、5時間です。

 

今後の目標を教えてください。

今後もShadowverseを楽しんで行きたいと思います!また優勝できるよう努力します!

 

最後に

カード能力変更後も変わらずの強さを誇るネクロマンサーとドラゴン。ですが、これに対抗するデッキにとっては大きく変わったのではないでしょうか?少しずつ環境とともにそれぞれのデッキが変化していく様子は注目です!
 

mini選手、ありがとうございました!