Open 2nd Season vol.35 通常大会　優勝者　☆まっつ☆選手 デッキ解説&インタビュー

5月20日に行われたJCG Open 2nd Season vol.35 通常大会A。
本大会で見事勝利したのは☆まっつ☆選手でした。おめでとうございます！☆まっつ☆選手が使用した2つのデッキは「アグロヴァンパイア」と「ランプドラゴン」でした。

デッキ1　アグロヴァンパイア

序盤から攻撃的に立ち回り、早い段階での決着を目指すデッキ。コストカーブ通り動くことが基本で、3コスト以下のカードがデッキの大半を占めています。《吸血鬼の古城》や《眷属の召喚》を利用したコンボも非常に協力で盤面に《フォレストバット》を展開しながらも相手の体力を削ることができます。ある程度体力を削った中盤以降は、《インプランサー》や《ソウルドミネーター》などの疾走持ちのフォロワーで相手の体力を削りきりに行きます。また、横にフォロワーが展開されている場合は《風神》によって強化し、盤面での優位を保つことも可能です。

デッキ2　ランプドラゴン

相手よりも早く高コストのフォロワーを出して勝利を狙っていくデッキです。PPを加速させながら相手よりも優位な状態で戦うことができるのが特徴で、全体除去カードを多く採用することで不利な盤面をリセットし続けることができます。《イスラーフィール》や《ライトニングブラスト》などの登場により現環境に多い、横にフォロワーを並べるデッキに対しても対処しやすくなりました。《水竜神の巫女》などの神々の騒嵐で登場したカードには回復効果を持つものも多く存在し、以前のランプドラゴンよりも自身の体力を高い状態に保ちやすくなりました。 《ジェネシスドラゴン》の採用によって勝利までのターン数を短くすることを目指しました。

プロフィール

カードゲーム歴

カードゲーム歴は遊戯王やデュエルマスターズ、ポケモンカード、バトルスピリッツなどを保育園～小学校のころに少しプレイしていた程度です。
Shadowverseでは、4/16に行われた、「頂点E-SPORTS BATTLE Shadowverse 自遊空間No.1決定戦チャンピオン大会」で優勝しました。

☆まっつ☆選手へのインタビュー

今大会で使用したデッキの選択理由、キーカードなどを教えてください。

デッキの選択理由自体はなんとなくです。
ヴァンパイアは他の方のレシピをお借りしたものです。今回、アグロヴァンパイアを使用したのですが、対戦相手のレシピを拝見したところドラゴンやビショップは特にアグロ系のデッキに対して弱い構築が多かったのでうまく噛み合って勝てたように思えます。
ドラゴンに関して、《ウロボロス》の2枚目以降は1枚目よりも弱いカードとなると考えていたため、デッキパワーを落としたくないので1枚採用となりました。

ファンファーレ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。
ラストワード 自分のリーダーを3回復。《ウロボロス》1枚を手札に加える。

元々このデッキはランクマッチ用に作ったもので、《ライトンニグブラスト》は採用していなかったのですが、BO3ではどうしても必要なカードであると考えたため、こちらも1枚だけ採用しました。《サハクィエル》、《バハムート》、《風読みの少年・ゼル》を使用することで13点、さらに《ジェネシスドラゴン》で追加の7点。これでゲームに勝利するため、《ゼウス》ではなく《ジェネシスドラゴン》の採用となりました。

疾走

また、個人的なカード評価自体も《ジェネシスドラゴン》のほうが高かったです。

大会で印象に残った場面を教えてください。

決勝の第２試合、ドラゴン対ドラゴンです。お互いに進化権を使い切り相手の体力が残りわずかの状況になり、あと一歩のところで勝つことができたのですが、状況を打開できるカードを引くことができず相手に回復されてしまいお互いのデッキが残り10枚となりました。デッキ公開制なので、相手の残りのカードが強いことはわかっており、自分より先に相手がデッキを引ききることが見えていたのでデッキ切れを目指して勝負し、勝つことができました。

大会での反省点を教えてください。

詳しい内容は覚えていないのですが、プレイングミスがあったので今後直していきたいです。

大会に向けてどのような調整をしましたか？また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか？

MP1000位報酬を目指しているので、ポイント稼ぎも兼ねて、ランクマッチで調整を行いました。1日のプレイ時間は時期によってかなり差ががありますが5時間程度だと思います。

今後の目標を教えてください。

秋に開催されるであろうRAGE、年間最強王者決定戦(仮)に向けて頑張りたいです。また、2Pickにも自信があるので2Pick大会でも優勝したいです。

最後に

遅めのデッキが多い中で早く攻撃的に動くことのできるヴァンパイアの選択、お見事でした。ランクマッチとBO3の大会とでのデッキの細かい変更など少し変化をつけてみると前より勝てるようになるかもしれませんね。
様々な大会に参加しているまっつ選手の今後の活躍にも期待です！

☆まっつ☆選手、ありがとうございました！

※この記事のインタビュー内容や、画像はカード能力変更後のものとなり、インタビュー当時の《骨の貴公子》、《ライトンニグブラスト》、《風読みの少年・ゼル》のコストは異なりますのでご了承ください。