Open 2nd Season vol.34 通常大会 優勝者 たかだ選手 デッキ解説&インタビュー

2017.08.05

5月14日に行われたJCG Open 2nd Season vol.34 通常大会B。
本大会で見事勝利したのは、たかだ選手でした。おめでとうございます!たかだ選手が使用した2つのデッキは「アグロネクロ」と「ランプドラゴン」でした。

デッキ1 アグロネクロ

 

シャドウバースリリース当初から根強いファンのいる攻撃的なデッキです。序盤は積極的にフォロワーでダメージを稼ぎ、中盤以降はスペルを駆使して相手にダメージを叩き込みます。特に《ケルベロス》《ファントムハウル》の組み合わせは、早ければ6ターン目に10点を超えるダメージを与えることができ、このデッキの代表的な勝ち手段となっています。相手がこちらのフォロワーを倒さなければいけないという状況を逆手に取る《シャドウリーパー》の採用がよく見られます。また神々の騒嵐で登場した《魔将軍・ヘクター》は出すことで勝負を決める程の力のある強力なカードでほとんどのデッキに採用されています。

 

デッキ2 ランプドラゴン

 

相手よりも早く高コストのフォロワーを出して勝利を狙っていくデッキです。PPを加速させながら相手よりも優位な状態で戦うことができるのが特徴で、全体除去カードを多く採用することで不利な盤面をリセットし続けることができます。《イスラーフィール》《ライトニングブラスト》などの登場により現環境に多い、横にフォロワーを並べるデッキに対しても対処しやすくなりました。《水竜神の巫女》などの回復効果を持つフォロワーも多く存在し、以前のランプドラゴンよりも自身の体力を高い状態に保ちやすくなりました。

 

 

プロフィール

カードゲーム歴

カードゲームは10年ほどプレイしており、地元の公認大会で優勝したこともあります。

 

たかだ選手へのインタビュー

今大会で使用したデッキの選択理由、キーカードなどを教えてください。

今現在強いデッキがネクロマンサーとドラゴンだと考えたためこの2つを選択しました。構築では、同じカードを多く引いて、動けなくなることを防ぐために《ラハブ》《ダークエンジェルオリヴィエ》を1枚採用にしています。

守護 自分のターン終了時、「自分の残りのPPの値」と同じだけ+1/+0する。

試合相手が全く同じドラゴン・ネクロマンサーの2デッキを用意していた場合は、ドラゴンから出すようにしていました。ビショップ、エルフ、ウィッチ、ヴァンパイアがある場合ネクロマンサーから出すようにしていました。

 

大会で印象に残った場面を教えてください。

この場面から逆転できたことが印象に残っています。

相手に先攻をとられてしまい、自分の体力もかなり削られていたのですが《サラマンダーブレス》によってうまく盤面を返すことができ、勝利しました。

 
相手のフォロワー1体に3ダメージ。エンハンス 6; その後、相手のフォロワーすべてに2ダメージ。

 

大会での反省点を教えてください。

結果的に優勝することができたのですが、あまり考えずにプレイしてしまったことがあったことです。構築面では、ネクロマンサーはベストなものだったと思います。しかし、ドラゴンは動けないことも多かったので、もう一度見直したいと思います。

 

大会に向けてどのような調整をしましたか?また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?

友人とルームマッチで調整していました。プレイ時間は1日平均5時間程度です。

 

今後の目標を教えてください。

今後も多くの大会に参加して、実績をあげたいと思います!

 

最後に

印象に残った場面でも語られていたように、全体除去カードは盤面をひっくり返し、一発逆転が狙えることもあります。使うタイミングはとても重要ですね。特に構築戦では、自分のデッキに入っているカードや相手に使われるカードが限定されるため、より効果的に使えるタイミングを見極めてプレイすることが大切です。

 

たかだ選手、ありがとうございました!

※この記事の画像はカード能力変更後のものとなり、インタビュー当時の《骨の貴公子》《シャドウリーパー》《風読みの少年・ゼル》のコストは異なりますのでご了承ください。