Open 2nd Season vol.29 通常大会 優勝者 そー選手 デッキ解説&インタビュー
2017.07.065月4日に行われたJCG Open 2nd Season vol.29 通常大会A。
本大会で見事勝利したのはそー選手でした。おめでとうございます!そー選手が使用した2つのデッキは「アグロネクロ」と「イージスビショップ」でした。
デッキ1 アグロネクロ
シャドウバースリリース当初から根強いファンのいる攻撃的なデッキです。序盤は積極的にフォロワーでダメージを稼ぎ、中盤以降はスペルを駆使して相手にダメージを叩き込みます。特に《ケルベロス》と《ファントムハウル》の組み合わせは、早ければ6ターン目に10点を超えるダメージを与えることができ、このデッキの代表的な勝ち手段となっています。相手がこちらのフォロワーを倒さなければいけないという状況を逆手に取る《シャドウリーパー》の採用がよく見られます。また神々の騒嵐で登場したネクロマンサーの《魔将軍・ヘクター》は出すことで勝負を決める程の力のある強力なカードでほとんどのデッキに採用されています。
デッキ2 イージスビショップ
《ヘヴンリーイージス》で勝利することをコンセプトに構築されたデッキです。デッキには大量の妨害手段が投入されています。妨害札の中でも特に1枚で複数枚のカードと交換ができるものばかりを採用し、それらによって少しずつ有利に立っていくことで相手を息切れ状態にし、《ヘヴンリーイージス》を展開する時間を作っていきます。また、このデッキには、《ヘヴンリーイージス》による勝利手段だけではなく、盤面を制圧して勝利する道筋を用意するために、《詠唱:獣姫の呼び声》や《ダークジャンヌ》も採用されています。
カードゲーム歴
約1年程度カードゲームに触れています。
そー選手へのインタビュー
今大会で使用したデッキの選択理由を教えてください。
ネクロマンサーは確定で使うとして、もう1つを環境に多いデッキに勝てるエルフ、ドラゴン、ビショップの中で考えていたのですが、エルフのプレイに自信がなく、ドラゴンとビショップの2つだとビショップのほうが使い慣れていたのでビショップを選択しました。
それぞれのデッキのキーカードとプレイのポイントについて教えてください。
ネクロマンサーは《ファントムハウル》を入れてない型もありますが、《ケルベロス》からの《ミミ》と《ココ》で11点ダメージを出せるのが強いと思ったので《ファントムハウル》を採用している構築にしました。
場が上限枚数になるまで「ネクロマンス 1; 《ゴースト》1体を出す」をくり返す。
ビショップのキーカードは《力比べ》です。8ターン目に《力比べ》を出すことができるとほぼ負けないと思い採用しました。また、《リノセウス》によって倒されることを防ぐ意味合いもあります。そのおかげで今回当たったエルフにはビショップで全て勝つことができました。
カウントダウン 2
このアミュレットが場にある限り、お互いのフォロワーすべてと新たに場に出たフォロワーすべては、
相手の場に攻撃できるフォロワーがいるならリーダーを攻撃できない。
大会で印象に残った場面を教えてください。
ほぼ全ての試合がギリギリで楽しかったです。特にビショップを使用していてエルフ相手の試合のときはハラハラしました。
大会に向けてどのような調整をしていましたか?また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?
ルームマッチで少し練習していました。1日のプレイ時間は3時間程度です。
今後の目標を教えてください。何か一言あればそちらもお願いします。
これから他の大会などでもいい結果を残していきたいと思います。一言は、「西野七瀬かわいい!」です。
最後に
《力比べ》は使い所がなかなか難しいですが、《ヘヴンリーイージス》と組み合わせるととても強力ですね。ナーフ後も変わらないイージスビショップ、使ってみるのもよさそうです!
そー選手、ありがとうございました!
※この記事の画像はナーフ後のものとなり、インタビュー当時の《骨の貴公子》のコストとは異なりますのでご了承ください。