Open 2nd Season vol.28 通常大会 優勝者 Jr @WEC/CIV選手 デッキ解説&インタビュー

2017.07.06

5月3日に行われたJCG Open 2nd Season vol.29 通常大会B。
本大会で見事勝利したのはJr@WEC/CIV選手でした。おめでとうございます!Jr@WEC/CIV選手が使用した2つのデッキは「アグロネクロ」と「ランプドラゴン」でした。

デッキ1 アグロネクロ

 

シャドウバースリリース当初から根強いファンのいる攻撃的なデッキです。序盤は積極的にフォロワーでダメージを稼ぎ、中盤以降はスペルを駆使して相手にダメージを叩き込みます。特に《ケルベロス》《ファントムハウル》の組み合わせは、早ければ6ターン目に10点を超えるダメージを与えることができ、このデッキの代表的な勝ち手段となっています。相手がこちらのフォロワーを倒さなければいけないという状況を逆手に取る《シャドウリーパー》の採用がよく見られます。また神々の騒嵐で登場したネクロマンサーの《魔将軍・ヘクター》は出すことで勝負を決める程の力のある強力なカードでほとんどのデッキに採用されています。

 

デッキ2 ランプドラゴン

 

相手よりも早く高コストのフォロワーを出して勝利を狙っていくデッキです。PPを加速させながら相手よりも優位な状態で戦うことができるのが特徴で、全体除去カードを多く採用することで不利な盤面をリセットし続けることができます。《イスラーフィール》《ライトニングブラスト》などの登場により現環境に多い、横にフォロワーを並べるデッキに対しても対処しやすくなりました。《水竜神の巫女》などの回復効果を持つフォロワーを多く採用することにより、自身の体力を高い状態に保ちやすくなりました。

 

 プロフィール

カードゲーム歴

小学生のときに2年ほど遊戯王をプレイしていました。デジタルではShadowverseだけで4ヶ月ほどプレイしています。

所属チームCIVについて教えてください。

Cola innovation verseという名前の略称です。構築を中心に考えるために立ち上げたチームで、57人という大人数で楽しく活動しています。1ヶ月前に大会に積極的に出て結果を残したいという人を集めたグループもこのチームの中から立ち上げました。メンバー1人1人のやりたいことを尊重するチームです。

 

Jr@WEC/CIV選手へのインタビュー

今大会で使用したデッキの選択理由を教えてください。

今の環境では、やはりドラゴンとネクロマンサーがほかのクラスにも有利で、さらにミラー戦にも構築次第で有利に立てると思い選びました。

 

それぞれのデッキのキーカードとプレイのポイントについて教えてください。

ドラゴンのキーカードは、強いて言うなら、今構築であまり見ない《灼熱の嵐》です。

 

お互いのフォロワーすべてに4ダメージ。

ネクロマンサーのキーカードは、《シャドウリーパー》です。PP2コス余った所に添える《シャドウリーパー》が本当に強いので助けられました。プレイのポイントは、その時の盤面とハンドで臨機応変に対応し、安全な時には攻撃に転じる判断力、あとは自分の右手とデッキを信じることを心掛けていました。

 

ファンファーレ 相手のターン終了まで、潜伏 を持つ。自分の他のフォロワーが破壊されるたび、+1/+1する。

 

大会で印象に残った場面を教えてください。

驚いた印象が強かった場面です。

この場面は、前のターンに《風読みの少年・ゼル》を処理せず放置してもらえた事で、《風読みの少年・ゼル》《イスラーフィール》の組み合わせで相手を倒すことができたのでよかったです。

 

大会での反省点を教えてください。

しょうもないプレイングミスを少ししてしまった所があったのでそこが反省点です。

 

大会に向けてどのような調整を行いましたか?また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?

チームの方と通話しながらルームマッチを行い、相談、そしてプレイについて反省をしながら調整しました。1日のプレイ時間は平均4時間程度だと思います。

 

今後の目標と最後に何か一言お願いします。

目標は、もう1度JCG優勝することです!

CIV最高!( ´ ▽ ` )ノイェア

最後に 

ナーフ前の《風読みの少年・ゼル》からの動きはとても強かったですね。この動きに泣かされた人も多いのではないのでしょうか?ナーフされた今でこそ採用が減ってはいますが、まだまだ可能性はありそうなカードです。今後も少しずつ変化していくドラゴンやネクロマンサーの構築が楽しみですね!

 

Jr@WEC/CIV選手、ありがとうございました!