Open 2nd Season vol.25 2Pick大会 優勝者 だるま選手 インタビュー

2017.07.06

4月23日に行われたJCG Open 2nd Season vol.25 2Pick大会。
本大会で見事勝利したのはだるま選手でした。おめでとうございます!
  

決勝戦で使用したデッキ

各コスト帯で動くことを意識してピックされています。《ライトニングブラスト》が2枚選ばれており、盤面の有利不利をひっくり返すことも可能になっています。単体除去カードも多くピックされており、相手の強力なカードにも対応できます。

 

 カードゲーム歴

Shadowverseが初めてのカードゲームです。実績は特にありません。

 

だるま選手へのインタビュー

2Pickの試合においてのクラスの選択基準を教えてください。

・優先して選んだクラスを教えてください。

まず優先したクラスはドラゴンです。次にビショップ、ネクロマンサーを選びました。大会中はこの3つのクラスどれかが出てきていたので幸いでした。ドラゴンを選んだ理由は、《ウロボロス》を盤面に出し続けることで、それまでの有利不利をひっくり返すことができるからです。また、《ラースドレイク》《輝石のドラゴン》《ライトニングブラスト》などの単体で強いシルバー以下のカードが多いのも理由です。

ファンファーレ 他のフォロワーすべてに1ダメージ。エンハンス 8; 1ダメージではなく3ダメージ。

ビショップは《詠唱:獣姫の呼び声》《ヘヴンリーイージス》を引けた際にドラゴンにも対抗することのできる強さを持つためピックできることを祈って選びました。ネクロマンサーは《骨の貴公子》《魔将軍・ヘクター》などの構築でも強いカードがそのまま強いので無難だと思い選びました。

 

・逆に選ばないようにしたクラスを教えてください。

ウィッチです。ゴールドレジェンドカードがあまり強くなく、土、スペルなどカードの種類が多いため2Pickだとデッキに一貫性を持たせることが難しいためです。エルフ、ロイヤル、ヴァンパイアは私が優先して選びたかった3つのクラスほど強さがないと感じたため選びませんでした。

 

ピックで気を付けたことを教えてください。

序盤にフォロワーが出せないと終盤に出す強いカードが有効的に使えないため、コストカーブを意識してピックしました。また通常のアリーナと違って大会では選んだデッキを1回しか使用しないため、片方が引きたくないカードだった場合、もう1枚が強いカードなら妥協してピックすることがありました。

 

印象に残った場面を教えてください。

決勝トーナメント1戦目、ぬぬさんとの試合です。私がビショップ、相手がネクロマンサーを使用していて、2ターン目《詠唱:獣姫の呼び声》、3ターン目《詠唱:獣姫の呼び声》、9ターン目には《ヘヴンリーイージス》という強い動きをしていたのにも関わらず相手の方が上手くて接戦へ持ち込まれてしまったことが印象に残っています。

 

このフォロワーへのダメージは0になる。
このフォロワーは、他のカードの能力(攻撃力/体力への能力は除く)を受けない。

 

反省点がありましたら教えてください。

プレイングミスしたなと思うのは先ほど印象に残る試合として挙げた試合で勝ちを確信してしまい、相手の盤面に1/1、1/2のフォロワーしかいないのに《ダークジャンヌ》を雑にプレイしてしました。

ファンファーレ 他のフォロワーすべてに2ダメージ。他のフォロワーすべてを+2/+0する。

その後《ゾンビパーティー》からの《魔将軍・ヘクター》でまくられてしまった場面です。有利になっている盤面でもしっかりと裏目を考えるということが大事だなと再認識しました。

 

 大会に向けての調整は何をしていましたか?また1日のプレイ時間はどのくらいですか?

BO1の大会なのでルームマッチで2Pickをプレイしていました。その他には、アリーナはほとんどプレイせず、ランクマッチをプレイしていました。1日のプレイ時間は3時間程度です。

 

今後の目標を教えてください。

構築戦のJCG大会でも優勝したいです!

 

最後に 

2Pickは特に自分が有利か不利かの判断、そして有利な状況でも油断せずに適切なプレイをすることが重要ですね。ここまで勝ち上がっただるま選手でもミスと呼べるものがあったということでいかに最適なプレイを取り続けることが難しいかがうかがえます。

 

だるま選手、ありがとうございました!