Open 2nd Season vol.17 通常大会 優勝者 ひろ@RoL選手 デッキ解説&インタビュー
2017.06.143月26日に行われたJCG Open 2nd Season vol.17 通常大会B。
本大会で見事勝利したのはひろ/RoL選手でした。おめでとうございます!ひろ/RoL選手が使用した2つのデッキは「ドロシーウィッチ」と「ミッドレンジヴァンパイア」でした。
デッキ1 ドロシーウィッチ
スペルブーストでコストの下がるフォロワーを使用したアグロ系のデッキです。早ければ2、3ターン目から爆発的な展開を可能とし、早い段階で相手の体力を削りきることができます。初動を捌かれたとしても追加の戦力を《次元の魔女・ドロシー》によって補充することができ、息切れせずに攻め続けることができます。また直接相手にダメージを与えるカードとして《ルーンの貫き》などが採用されており、《古き魔術師・レヴィ》で手に入る《紅蓮の魔術》と合わせて、一気に相手にダメージを与えて勝つことも可能です。
デッキ2 ミッドレンジヴァンパイア
序盤からも強気に攻めて相手の体力を削り中盤以降、勝負を決めに行くデッキです。コントロールデッキほどは回復や復讐のカードは採用されていませんが、《ワードローブレイダー》や《クイーンヴァンパイア》などの採用によりゲーム終盤まで持ちこたえることも可能となっています。また、《セクシーヴァンパイア》や《アルカード》などの直接打点を出すことのできるカードも強力です。
プロフィール
カードゲーム歴
カードゲーム歴は、小さい頃にプレイしていたものも含めて、約5年です。Shadowverseはリリース当初からプレイしています。
所属しているチームRoLについて教えてください。
Ray of Lightの略称で、"一筋の光"をイメージして名づけられました。対抗戦を行なったり、内戦を行うことでチームメンバー全体の実力を向上させようとしています。
ひろ/RoL選手へのインタビュー
今大会で使用したデッキの選択理由を教えてください。
ドロシーウイッチをつかった理由として、すべてのデッキに対して5割以上勝つことができると考えたのと強い動きをしやすいからです。ミッドレンジヴァンパイアは、ウイッチとエルフの使用率が高いので、どちらかのクラスに勝つことができると考えて選択しました。ウィッチに対しては正直なところ怪しい部分もありますが、それ以上にエルフに勝つことができることを重視しました。
それぞれのデッキのキーカードとプレイのポイントについて教えてください。
ドロシーウイッチの構築は一般的に流行っている構築と同じだと思います。初手の手札交換では基本的に《知恵の光》や《神秘の探究者・クラーク》、《次元の魔女・ドロシー》のみを手札に残していました。《次元の魔女・ドロシー》が手札があるときは《マリアナウィザード・クレイグ》を残すこともあります。
ファンファーレ 手札をすべて消滅させ、カードを5枚引く。
5回スペルブースト する。スペルブースト コスト-1
ミッドレンジヴァンパイアはエルフとロイヤルに勝てるように《レヴィオンデューク・ユリウス》や《群れなす飢餓》、《血餓の女帝》を採用しました。その中でも《血餓の女帝》はエルフに対面した時に絶対に引きたいと考えているので3枚採用しました。また、《インプランサー》や《アルカード》などの疾走持ちのフォロワーで相手の体力を削るプランもあります。今回の大会では最後、《セクシーヴァンパイア》で勝利する場面が多かったです。
ファンファーレ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に5ダメージ。自分のリーダーを5回復。
大会で印象に残った場面を教えてください。
integralさんとの試合、こちらがヴァンパイアで相手がエルフでした。
《クリスタリアプリンセス・ティア》を《自然の導き》で使い回され厳しい場面でしたが、見事凌ぎきった後に《血餓の女帝》で相手のフォロワーを除去した場面が特に記憶に残っています。
大会での反省点を教えてください。
ヴァンパイアの《アルカード》を引いてきて嬉しい場面が少なかったので、《ワードローブレイダー》を3枚に増やしたほうがよかったと思いました。
大会に向けてどのような調整を行いましたか?また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?
友人とルームマッチをしてお互いプレイミスがないかどうか確認していました。また、強いプレイヤーのプレイを見ることで処理の仕方や、場の制圧に関する考え方を増やすようにしていました。1日のプレイ時間は、多いときは6時間、少ない時は1時間程度です。
今後の目標を教えてください。
RAGE予選突破が目標です。世界さんを幸せにし、ギアフリさんを部下にしたいです。
最後に
バハムート降臨環境最後の大会、勝利したのはウィッチ、ヴァンパイアでした。神々の騒嵐リリース後、使用デッキはどのように移り変わっていくのか。非常に楽しみです。
ひろ/RoL選手、ありがとうございました!