JCG Shadowverse Open Vol.4優勝者 ちきん肌選手 デッキ公開&インタビュー
2016.08.19エントリー人数750名以上の中から、抽選で256名が参加しました今大会の優勝者は、ちきん肌選手に決まりました!
ちきん肌選手が使用した2つのデッキは、現環境トップの強さを持つと言われる「エルフ」と、序盤から中盤にかけて圧倒的な強さを持つ「ロイヤル」でした。この2つのクラスは、vol.2優勝者のいけひろ選手が選んだクラスと同じ組み合わせでした。
実際にちきん肌選手が使用したデッキをご紹介します!
デッキ1 冥府エルフ
デッキ内容は、現環境トップの強さを持つと言われている「冥府エルフ」。Vol.1とvol.2の優勝者も使用していたデッキです。ちきん肌選手の冥府エルフも、2人の優勝者とは違った調整の仕方が見られました。
3人の相違点として挙げられるのは、《メタルエルフメイジ》、《エルフプリンセスメイジ》、《根源への回帰》、《フェアリービースト》、《妖精のいたずら》、《ゴブリンマウントデーモン》の枚数です。
har選手 | いけひろ選手 | ちきん肌選手 | |
《メタルエルフメイジ》 | 1 | 2 | 1 |
《エルフプリンセスメイジ》 | 1 | 2 | 1 |
《根源への回帰》 | 3 | 2 | 3 |
《フェアリービースト》 | 2 | 1 | 2 |
《妖精のいたずら》 | 0 | 1 | 1 |
《ゴブリンマウントデーモン》 | 1 | 0 | 0 |
相違点はこれらのみで、他のカードは3人とも同じ枚数調整となっていました。この表を見るからに、《妖精のいたずら》や《ゴブリンマウントデーモン》は自由枠として扱われている印象を受けます。har選手とちきん肌選手は《根源への回帰》と《フェアリービースト》の枚数を多めにすることで、バトル終盤での戦いを意識し、《冥府への道》による勝ち方を重視しているように考えられます。いけひろ選手は、前々回の記事にも書いた通り、やはりバランスを意識しているように考えられます。
今まで行われたJCG大会の優勝者のうち、3人も使用しているデッキにも関わらず、デッキ構築にあまり差がないのは、冥府エルフ自体が非常に完成度の高いデッキであるからといえるでしょう。現環境トップの強さと言われるのは納得できますね。
デッキ2 ミッドレンジロイヤル
デッキ内容は、バトル序盤から中盤にかけて圧倒的な強さを持つミッドレンジロイヤル。今大会の予選と決勝の両方で使用率1位を誇るロイヤル系統のデッキです。Vol.2大会優勝者のいけひろ選手が使用したミッドレンジロイヤルと比較しながら、ご紹介していこうと思います。
今大会優勝者のちきん肌選手が使用したミッドレンジロイヤルでは、《ツバキ》と《ガブリエル》の採用が特徴的です。いけひろ選手のデッキでは見られなかったカードです。
2人の相違点として挙げられるのは、《フェンサー》、《ノーヴィストルーパー》、《アルビダの号令》、《フロントガードジェネラル》、《ツバキ》、《ガブリエル》の枚数です。
いけひろ選手 | ちきん肌選手 | |
《フェンサー》 | 2 | 3 |
《ノーヴィストルーパー》 | 3 | 2 |
《アルビダの号令》 | 2 | 1 |
《フロントガードジェネラル》 | 3 | 2 |
《ツバキ》 | 0 | 1 |
《ガブリエル》 | 0 | 1 |
いけひろ選手が《フェンサー》を減らし、《ノーヴィストルーパ》を増やしているのに対し、ちきん肌選手は、その逆の調整をしています。PP2のフォロワーから《フェンサー》に繋ぎ、PP2のフォロワーを+1/+1する動きは強力です。この動きを意識している調整と考えられます。
《ガブリエル》はファンファーレで味方フォロワーを+4/+3するフォロワーで、《海底都市王・乙姫》や《フローラルフェンサー》などでフォロワーを多く展開するロイヤルにとって相性がよいため、火力を底上げすることが可能です。採用するカードの種類を増やすことで、選択肢を増やすことに繋がっています。
まとめ
ちきん肌選手へのインタビュー
エルフとロイヤルを選んだ理由
現時点においてこの2つのリーダーが現環境トップクラスだと
リーダーごとのキーカードについて
エルフ
《妖精のいたずら》、《フェアリービースト》、《根源への回帰》
なぜこれらを挙げたかというと、冥府エルフというデッキは基盤がで
自
《ツバキ》、《ガブリエル》、《フロントガードジェネラル》
この3種類のカードがキーですが、それぞれ1枚ずつしか入れていません。《ツバキ》はドラゴン、ビショップに対して有効で、ロイヤルに対しては《フロントガードジェネラル》を出すことで盤面の安定を目指します。
《ガブリエル》は疾走を持つフォロワーを強化したときの相性の良さや、盤面に1体でも残
《フロントガードジェネラル》は、特にロイヤルとドラゴンを意識して
大会で印象に残った試合
一番最後の試合ですね。
今大会に向けた調整方法
大会に向けてランクマッチをひたすらプレイし、デッキ調整を行ってきま
優勝した一番の勝因
前回のJCG Shadowverse Openにも参加させていただいたのですが、そのときは冥府エ
今後の目標
今後の目標はいろいろな大会に出場し、良い結果が残せたらいいなって自分では