Open 2nd Season vol.2 A 優勝者ゆーすけ選手 デッキ解説&インタビュー

2017.03.30

2月05日に行われたJCG Open 2nd Season vol.2 A。
本大会で見事勝利したのはゆーすけ選手でした。おめでとうございます!
ゆーすけ選手が使用した2つのデッキは「陽光ビショップ」と「ランプドラゴン」でした。

 

デッキ1 陽光ビショップ

 

《守護の陽光》を中心に組まれたデッキ。体力4以上のフォロワーや、リーダの体力を回復するフォロワーを出すことで対戦相手から繰り出される攻撃的なフォロワーや《デモンストライク》のようなダメージを与えるカ ードを実質無効化し続けることができます。 ゲーム中盤から後半にかけても相手にカードを有効活用させず、相手のリソース切れを狙います。相手のリソースが少なくなったところに《サタン》《ダークエンジェル・オリヴィエ》などの強力なフォロワーを出すことで有利にゲームを進めることができます。ゲーム展開は非常にゆっくりとしたものとなるため、ドローを急ぐ必要はありません。

 

デッキ2 ランプドラゴン

 

相手よりも早く高コストのフォロワーを出して勝利を狙っていくデッキです。PPを加速させながら相手よりも優位な状態で戦うことできるのが特徴で、全体除去カードを多く採用することで不利な盤面をリセットし続けることができます。勝ち手段として採用されている《バハムート》は全体除去を兼ねた優秀なフォロワーで、次のターンには《ダークドラグーン・フォルテ》《ジェネシスドラゴン》と合わせて20点以上のダメージを出すことができます。

カードゲーム歴など

大会は出ていないので実績は特にありませんが、遊戯王から始まり、ヴァンガード、ヴァイスシュヴァルツなどを好んでプレイしていました。

 

ゆーすけ選手へのインタビュー

今大会で使用したデッキの選択理由を教えてください。

陽光ビショップはニコ生配信者のにこぼうさんにオススメしてもらいました、環境に多そうなエルフを倒しつつドロシーウィッチにも対等に張り合えるデッキだと紹介してもらいました。ドラゴンは自分がドロシーウィッチを使っている際に、相手にされた《サハクィエル》《ルシフェル》のコンボがとても強く感じたのでこちらもドロシーウィッチ対策を意識して選択しました。

 

それぞれのデッキのキーカードとプレイのポイントについて教えてください。

陽光ビショップのキーカードは《神魔裁判所》です。

 

カウントダウン 3
ファンファーレ ランダムな相手のフォロワー1体を破壊する。
ラストワード ランダムな相手のフォロワー1体を破壊する。

序盤に大きくされた《エンシェントエルフ》などを的確に破壊してくれました。《神魔裁判所》を手札に持ってくるために《プリズムプリースト 》も採用して《詠唱:獣姫の呼び声》は抜くなどして3ターン目に《プリズムプリースト》→4ターン目《神魔裁判所》というベストな動きを目指しました。カウントを進めるカードは採用していないのでできるだけ序盤に出すことを心掛けました。
ランプドラゴンはやはりPP加速の《竜の託宣》を始めとした3枚です。そこからエンハンス状態の《サラマンダーブレス》などで盤面をとり、《サハクィエル》《ルシフェル》のコンボに繋げるのが強かったです。《ウルズ》《ジェネシスドラゴン》の枠は最後まで悩みましたが、《ドラゴンナイト・アイラ》とのコンボのPP加速を重視して採用しました。

 

ファンファーレ 手札のニュートラル・フォロワー1枚を場に出す。
それは突進 と「自分のターン終了時、手札に戻る」を持つ。

 

大会で印象に残っている場面を教えてください。

 

大会優勝を決めたランプドラゴン対ドロシーウィッチの試合です。相手の手札がきれたタイミングでの《バハムート》が決定的で印象に残りました。また、《ルシフェル》進化と《ジェネシスドラゴン》の疾走で1ターン中に相手に20点を与えた試合などドラゴンでの試合はよく印象に残っています。

 

大会での反省点を教えてください。

どちらも超越ウィッチが苦手なデッキなので、BO3での組み合わせとして隙がある感じでした。もちろんそれも考えてランプドラゴンには疾走持ちのフォロワーを採用していたのですが、まだまだ考えが甘かったと思います。

 

大会に向けてどのような調整を行いましたか?また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?

人の配信や構築を参考にしたりして、微調整をしながらひたすらランクマッチを回していました。日によってまちまちですが、土日など用事がない時は1日中プレイしています。

 

今後の目標を教えてください。

初めて参加した大型大会のファミ通CUPでは初日敗退してしまったので、次の大型大会で優勝を狙いたいです。

 

最後に 

相手にされて嫌なことをする(デッキを使う)のは大事ですね。普段の練習で相手にされて強かったこと嫌だったことが大会での実践に活かせるとよさそうです。また、使いたいデッキを使うだけではなく苦手デッキを被らせないということを意識するとさらに安定して勝つことができそうです。

 

 ゆーすけ選手、ありがとうございました!