Open 2nd Season vol.1 B 優勝者まこぽん。選手 デッキ解説&インタビュー

2017.03.30

2月04日に行われたJCG Open 2nd Season vol.1 B。
本大会で見事勝利したのはまこぽん。選手でした。おめでとうございます!
まこぽん。選手が使用した2つのデッキは「超越ウィッチ」と「リノエルフ」でした。

 

デッキ1 超越ウィッチ

 

切り札である《次元の超越》で勝負を決めることを目指すデッキです。《光の道筋》《運命の導き》などのドローカードを採用することでより早く《次元の超越》へアクセスすることを意識している構築です。《ウィンドブラスト》《炎の握撃》などの除去カードを多数採用しており、相手のフォロワーを除去するなどの自分の体力を減らされないようにする手段が豊富です。そのため、《次元の超越》の発動までのターンを稼ぐことが容易になっています。

 

デッキ2 リノエルフ

 

巨大化させた《リノセウス》を連打することで勝利を狙うデッキに《古き森の白狼》《根源への回帰》を入れて盤面を逆転しやすくしたデッキです。《ミニゴブリンメイジ》《歴戦の傭兵・フィーナ》《リノセウス》をかき集め、盤面にフォロワーが居ない状態からでも大ダメージを与えて勝利することができます。《リノセウス》を再利用するために《自然の導き》が採用されており、《エンシェントエルフ》と合わせて何度も《リノセウス》で攻撃できます。

 

カードゲーム歴など

小学生のときに流行ってた遊戯王やMTGをプレイしていました。カードゲームは小学生以来で、Shadowverseは友達に誘われたのがきっかけで始めました。

 

まこぽん。選手へのインタビュー

今大会で使用したデッキの選択理由を教えてください。

対コントロールでの勝率が1番高い超越ウィッチを選びました。また、エルフは《古き森の白狼》を採用しているので守護多めのコントロール型のデッキにも勝つことができ、アグロ型のデッキ相手には低コストの除去や守護持ちのフォロワーもいるので勝つことができると思い選択しました。

 

それぞれのデッキのキーカードとプレイのポイントを教えてください。

超越ウィッチの構築は一般的なものと同じなので工夫はありません。プレイもあまり変わりないと思います。《次元の超越》がなければ勝てないので、どのデッキに対しても初手では《次元の超越》を引きにいきます。

このターンのあと、自分の追加ターンを行う。スペルブースト コスト-1

エルフはどのデッキに対しても序盤から展開して《歴戦の傭兵・フィーナ》が進化できることを意識してプレイしています。勝ち筋の《リノセウス》が欲しいので手札に持ってくるようなプレイです。また、それができなくても《古き森の白狼》から《根源への回帰》が決まれば1ターンで相手の体力を削ることもできるので対応しやすいと思います。《絡みつく蔦》は1コストのスペルとして使用することで《リノセウス》の打点を増やすことができるのとエンハンスで確定除去として使えるので採用しました。

相手のフォロワー1体を、ターン終了まで-10/-0する。
エンハンス 5; ターン終了まで-10/-0するのではなく、破壊する。

 

大会で印象に残っている場面を教えてください。

準決勝の超越ウィッチ対ロイヤルの試合です。

この時点で《次元の超越》を引けていなかったので負けを意識してました。とりあえず盤面を処理して《フレイムデストロイヤー》を場に出しました。返しで《ツバキ》《死の舞踏》が打たれなかったので勝ちを確信しました。

最後は《氷像の召喚》で耐えて勝つことができました。

 

大会での反省点を教えてください。

結果的に優勝できたので反省点はないです。運が良かったです。

 

1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?

毎日ミッションをこなす程度はプレイしています。

 

今後の目標を教えてください。

これからもシャドバを楽しんでいきたいです。

 

最後に 

よく選択される組み合わせの超越ウィッチとリノエルフですが、その細部には工夫が見られます。デッキ自体の回った時の動きの強さは安定しているので根幹となる部分以外で他との差がつけられることが重要です。

 

まこぽん。選手、ありがとうございました!