Open vol.48 A 優勝者 yukiori@DtS選手 デッキ解説&インタビュー
2017.03.161月07日に行われたJCG Open vol.48 A。
本大会で見事勝利したのはyukiori@DtS選手でした。おめでとうございます!
yukiori@DtS選手が使用した2つのデッキは「ドロシーウィッチ」と「コントロールロイヤル」でした。
デッキ1 ドロシーウィッチ
バハムート降臨で多数追加されたスペルブーストでコストの下がるフォロワーを使用したアグロ系のデッキです。早ければ2、3ターン目から爆発的な展開を可能とし、早い段階で相手の体力を削りきることができます。初動を捌かれたとしても追加の戦力を《次元の魔女・ドロシー》によって補充することができ、息切れせずに攻め続けることができます。また直接相手にダメージを与えるカードとして《ルーンの貫き》などが採用されており、《古き魔術師・レヴィ》で手に入る《紅蓮の魔術》と合わせて、一気に相手にダメージを与えて勝つことも可能です。
デッキ2 コントロールロイヤル
持ち前の展開力を活かし、序盤から終盤まで終始相手を圧倒するデッキ。安定感があるため、ゲームリリース当初から形を変えながらも初心者から上級者まで愛用されている人気のデッキです。《フローラルフェンサー》や《蒼穹の提督・モニカ》によって1ターンで多くのフォロワーを並べることのできる展開力が魅力です。ミッドレンジロイヤルと違い、《フロントガードジェネラル》などのコストの重めのフォロワーが採用されており、ゲームの終盤においても息切れすることなく攻めることのできる構築になっています。また、バハムート降臨で新たに登場した《旋風刃》や《バハムート》を採用することにより、今までは難しかった相手の大量展開にも対応できるようになりました。
カードゲーム歴など
デュエルマスターズや遊戯王、WIXOSSをプレイしていたことがありました。
yukiori@DtS選手へのインタビュー
今大会で使用したデッキの選択理由を教えてください。
ドロシーウィッチは理想の動きをするとどのデッキでも返せる手段が限られているため、勝ちやすいと考えたからです。コントロールロイヤルを採用した理由は守護を持つフォロワーが多いことと、《旋風刃》や《オーディン》、《バハムート》をデッキに入れることにより様々なデッキに柔軟に対応できると考えたからです。
自分のフォロワー1体を選択する。他のフォロワーすべてに「選択したフォロワーの攻撃力の値」と同じダメージ。
それぞれのデッキのキーカードとプレイのポイントを教えてください。
ドロシーウィッチにおいては手札で使えないカードが固まることを回避するように意識して《デモンストライク》や《死の舞踏》など初手に集中してしまうと困るカードをなるべく採用しませんでした。コントロールロイヤルはカードを引けるカードが限られているので10ターン目まで持ち越した場合有利に進めることができないと判断し、それを解消するために《バハムート》を3枚採用しました。
ファンファーレ 他のフォロワーすべてと、アミュレットすべてを破壊する。
相手の場にフォロワーが2体以上いるなら、このフォロワーは相手のリーダーを攻撃不能。
大会で印象に残っている場面を教えてください。
準決勝のロイヤルvsウィッチですが、《次元の魔女・ドロシー》で相手に展開された場面から《ロイヤルセイバー・オーレリア》→《フロントガードジェネラル》→《バハムート》を順番に出してから《旋風刃》の発動で逆転できたところです。
大会での反省点を教えてください。
決勝戦のウィッチ対ネクロマンサーの試合でスペルブーストの計算を間違えてしまい、相手を倒しきることができなかったところです。その結果負けてしまいました。
大会に向けてどのような調整を行いましたか?また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?
ランクマッチを回しながら調整しつつ、有名プレイヤーの配信を見て構築やプレイングを参考にして自分でデッキを組みました。1日のプレイ時間は5時間程度です。
新環境いかがでしょうか?また、今回使わなかったデッキで使用したいものはありますか?
超越ウィッチが減った事によりコントロール系のデッキが通用するようになったので前回の環境とはまた違っておもしろいと思います。出場前はコントロールネクロかコントロールロイヤルで迷っていたので、次はコントロールネクロを使いたいです。
最後に
アグロ系のデッキだけではなく、コントロール系のデッキも出てきて様々なデッキに対して可能性を感じる環境です。今はまだ試行錯誤の段階でこれが絶対に強いというデッキが決まっていません。今こそ好きなリーダー、好きなカードを使うチャンスです!!
yukiori@DtS選手、ありがとうございました!