Open vol.45 A 優勝者 sai選手 デッキ解説＆インタビュー

12月28日に行われたJCG Open vol.45 A。
本大会で見事勝利したのはsai選手でした。おめでとうございます！
sai選手が使用した2つのデッキは「超越ウィッチ」と「アグロエルフ」でした。

デッキ1　超越ウィッチ

切り札である《次元の超越》で勝負を決めることを目指すデッキです。《ウィンドブラスト》や《炎の握撃》などの除去カードを多数採用しており、盤面の処理をすることが容易になっています。そのため、《次元の超越》の発動までのターンを稼ぐことが容易になっています。また《虹の輝き》の採用により、序盤の相手の動きを妨害しながらも自分の手札のカードのスペルブーストを加速したり、カードを引いたりすることができ、相手と差をつけながらより早く勝利条件へ近づけることができます。

デッキ2　アグロエルフ

《フェアリー》を場に多く展開してから《エルフナイト・シンシア》や《風神》による攻撃力アップで大ダメージを狙っていきます。ロイヤルのように盤面に多くフォロワーを広げて戦うデッキです。《エルフの少女・リザ》を使うことで苦手な《エンジェルバレッジ》や《ウィンドブラスト》などのダメージを無効にすることができるようになっています。

カードゲーム歴など

カードゲーム歴は大体10年程です。遊戯王、COJ、DM（1弾～覚醒編）、ポケモンカード（PCG～DP、BW）をプレイしていました。大きな実績は遊戯王ONLINE CHAMPIONSHIP SPRING 2012でベスト8入賞です。

sai選手へのインタビュー

今大会で使用したデッキの選択理由を教えてください。

主にウィッチを使用してプレイしていたため、自信のあるウィッチのデッキを主軸に考えました。もう1つのデッキは、ウィッチが苦手なデッキに対して有利であり、回った時に強力な動きのできるアグロエルフを選択しました。

それぞれのデッキのキーカードやプレイのポイントを教えてください。

ウィッチの構築は、大会でウィッチの採用が多いと予想したため、ミラーで必ず使用する機会のある《光の道筋》を3枚採用しました。予想通り、超越ウィッチの使用者は多く、ミラー相手にいい成績を残せました。

カードを1枚引く。
他のカードの能力で、このカードが手札から捨てられたなら、カードを1枚引く。

エルフのプレイングは、超越ウィッチや冥府エルフ相手には序盤から《エルフの少女・リザ》を使ってフォロワーを守りつつ有利に進めました。それ以外のデッキには《エンシェントエルフ》や《クリスタリアプリンセス・ティア》、《エルフナイト・シンシア》などの強い効果を持つカードを使い、相手が盤面に対処しきれなくなるようにプレイしました。

守護 
ファンファーレ 自分の他のフォロワーすべてを手札に戻し、戻したフォロワー1体につき+1/+1する。

大会に向けてどのような調整を行いましたか？また、1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか？

身近にBO3ルールでの対戦相手がいないため、対戦はランクマッチのみで調整はほとんどしていません。今回使ったエルフは10戦だけランクマッチで使用して全勝だったのでそのまま使いました。最近は1日2時間程度のプレイだけでした。

新カードが登場しますが、注目のカードを教えてください。

注目カードは《次元の魔女・ドロシー》です。今までのウィッチにはなかった強力なカードなので、これを採用したウィッチのデッキを作ろうと思っています。

ファンファーレ 手札をすべて消滅させ、カードを5枚引く。5回スペルブースト する。
スペルブースト コスト-1

今後の目標を教えてください。

RAGEやファミ通CUPでの入賞です。

最後に 

BO3の練習相手を見つけるのが大変な人も、こうしてランクマッチの調整だけで勝ち上がってる人がいるのでまだまだチャンスがあります！その場合も、大会で当たりやすいであろうデッキの予測は大事ですね。毎週こうしてインタビューをしているといろんな方法の調整が聞けてとても勉強になります。優勝者の中には配信を行っている方もいるので配信を見に行くのもいいかもしれません。

 sai選手、ありがとうございました！