Open vol.44 B 優勝者 しゆんきむら選手 デッキ解説&インタビュー

2017.03.16

12月27日に行われたJCG Open vol.44 B。
本大会で見事勝利したのはしゆんきむら選手でした。おめでとうございます!
しゆんきむら選手が使用した2つのデッキは「冥府エルフ」と「ミッドレンジロイヤル」でした。

 

デッキ1 冥府エルフ

 

《冥府への道》の発動による勝利を目指すデッキ。《冥府への道》の発動による勝利だけではなく、《リノセウス》を利用して早期に相手の体力を削りきるという勝ち筋も存在し、対戦相手のデッキに合わせて戦い方を変えることのできる柔軟性の高いデッキです。《冥府への道》の発動までの時間を稼ぐために相手の盤面を処理する《森の意志》や自分の体力を回復することのできる《フェアリービースト》が多く採用されています。

 

デッキ2 ミッドレンジロイヤル

 

持ち前の展開力を活かし、序盤から中盤にかけて相手を圧倒するデッキ。安定感があるため、ゲームリリース当初から形を変えながらも初心者から上級者まで愛用されている人気のデッキです。《フローラルフェンサー》《海底都市王・乙姫》によって多くのフォロワーを並べた後の《セージコマンダー》によるフォロワーの強化が強力です。

 

カードゲーム歴など

パズドラTCGをプレイしていたことがあります。

 

しゆんきむら選手へのインタビュー

今大会で使用したデッキの選択理由を教えてください。

不利になる相手が少なく、強い盤面を作ること、逆転することに長けていると考えたため、この2つのデッキを選択しました。

 

それぞれのデッキについて詳しく教えてください。

エルフは、《リノセウス》で勝つか、《冥府への道》で勝つかある程度プランを絞って戦うようにしてました。また盤面を処理しきれないと負けてしまうので次のターンの事も気をつけながらプレイしていました。
ロイヤルは指揮官を強力な3枚だけに絞った構築をしているのが特徴です。また指揮官や兵士にこだわったデッキではないので《ユニコ―ンの踊り手・ユニコ》《ヒーリングエンジェル》を採用しました。

自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。

 

大会で印象に残っている場面を教えてください。

最後の試合のこの状況から2、3ターンが印象に残っています。自分の体力が残り少なかったので、《死の舞踏》や疾走持ちのフォロワーが来ても負けることがないように気を付けながら逆転を狙いました。

 

大会での反省点を教えてください。

次のターンの盤面を処理するためにフォロワーを出しておかなければいけない場面で出さなかったことがありました。相手の体力を減らしに行かなければならない場面で処理をしてしまい最終的に打点がたりなくなってしまった試合もあったのでそこも大きな反省点です。

 

1日のプレイ時間はどのくらいでしょうか?

 2~3時間程度です。

 

新カードが登場しますが、注目のカードや使用したいデッキを教えてください。

《サラマンダーブレス》に期待しています。ランプドラゴンの苦手な早いデッキに対して有効だと考えられることと、《海底都市王・乙姫》に対する返しとしても強いと考えているからです。

相手のフォロワー1体に3ダメージ。
エンハンス 6; その後、相手のフォロワーすべてに2ダメージ。

あとはロイヤルの《レヴィオンセイバー・アルベール》、このカードはロイヤルに足りていない決定力を補えるカードで、ステータスも高いため5ターン目に出して進化すると簡単には除去されない点が強いと思います。
新弾は《レヴィオンセイバー・アルベール》を入れたミッドレンジロイヤルか、《ババムート》を軸にしたランプドラゴン、《次元の魔女・ドロシー》を軸にしたテンポウィッチを組みたいと考えています。

 

最後に 

勝利までのプランを立ててプレイすることはとても大事ですね。プランが具体的でないと勝てる勝負も勝てなくなってしまいます。逆にしっかりとプランができている試合は勝ちやすくなるのではないでしょうか?基本的なことではありますが、初心に帰って意識してプレイしてみると勝率が上がるかもしれません。

 

しゆんきむら選手、ありがとうございました!